成田空港が「LCCハブ化」決断

初年度550万人の利用を見込む、外国人観光客向け「LCC専用」第3旅客ターミナルが稼働。

2015年5月号 BUSINESS

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成田国際空港がLCC(低コスト航空会社)を取り込んで「首都圏の空の玄関口」を羽田空港から奪い返すため動き出した。4月8日にはLCC専用の第3旅客ターミナルを稼働させ、急増するアジアからの外国人観光客の取り込みを図る。新たなターミナルの延べ床面積は約6万6千平方メートル。保安検査場や税関、出入国手続きをする本館と、国内線が発着するサテライトを高さ15メートルの連絡橋で結ぶ。国内空港では最大規模の約450席を備えたフードコートを午前4時から営業し、仮眠用ソファを整備するなど、早朝便が多いLCCへの配慮は万全。開業時はジェットスター・ジャパンとジェットスター航空、バニラエア、春秋航空日本、チェジュ航空の5社が乗り入れ、初年度は年間550万人の利用を見込む。

「ヴァージン撤退」が決定打

成田がLCC誘致を進めるのは、国際化が進む羽田に対抗するためだ。羽田の国際線発着枠が昨年3月、年6万回から9万回に ………

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