投資家泣かせ粗製濫造IPO「落第」57社

株価上昇基調なのに、なんと10社中6社が初値割れ。こんな市場に誰がした?

2015年5月号 BUSINESS [アベノミクス「バブル相場」]

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まずは表をご覧いただきたい。昨年1月~今年3月末にかけてIPO(新規株式公開)を果たした98社の騰落率ワーストランキングである。現在の株価(4月7日終値ベース)が初値を上回っている銘柄は、98社のうち41社、全体の約4割でしかない。残る57社は株式公開してせいぜい1年余りしか経っていないのに、すでに失速してしまっているありさまだ。上場後3カ月も経たずに業績を下方修正、株価が暴落して社会問題化したgumiだけではない。騰落率ランキングには、gumiより株価下落率が大きい銘柄がゴロゴロある。ワースト1位の「みんなのウェディング」は上場1年余で株価が4分の1になった。昨年11月には業績予想未達の穴埋めを画策した飯尾慶介代表取締役社長が個人資金を使って実態のない売上高を計上したことが発覚、社長辞任に追い込まれた。3月17日に上場したばかりのエムケイシステムは、公募価格を4.32倍も ………

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