佐藤みずほの「暴走機関車」

元副頭取が天下った不動産管理会社のヒューリックと常和HDがバブリーな物件買い漁り。「いつか来た道」ではないか。

2015年5月号 BUSINESS [ヒューリックVS常和HD]

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4月1日、みずほフィナンシャルグループ(FG)の佐藤康博社長(63)が2度目の全国銀行協会会長に就任した。2013年9月に発覚した暴力団融資事件で指弾された佐藤が業界の「顔」に返り咲いたのだから、汚名返上の執念を燃やしているに違いない。あの事件以後、佐藤が口癖のように連発する言葉がある。テレビCMでお馴染みの「One MIZUHO(ワンミズホ)」というフレーズだ。不祥事続出のみずほの病根とされる旧3行の縦割りを払拭し、「本当に一つの銀行になろう」という訴えだ。みずほの旧行意識は非常に根が深い。事実、OBたちの天下り先として、旧行ごとに抱えてきた系列のリース会社や不動産会社は、統合から15年経た今も合併することなく温存されている。銀行の役員が天下り先を確保するには、「定期的に旧行系列の関連会社などにいるOBのところへ出向き、自らのポジションを用意してもらわなければなら ………

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