「安倍官邸のポチ」榊原経団連

政治献金再開は「官邸の意向だから」。政権に振り回されると、加盟企業の心は離れる。

2015年4月号 BUSINESS

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日本経団連会長の榊原定征(72)より「まだ米倉(昌弘、78)さんがマシだった」と、ある財界人はぼやいている。前会長の米倉は2012年11月、政権復帰目前の安倍晋三自民党総裁が掲げるアベノミクスの三本の矢を「無鉄砲」と批判し、関係が悪化した。この「舌禍」が祟り、安倍政権発足後に船出した経済財政諮問会議のメンバーに、米倉の顔はなかった。それまで経団連会長は無条件で加わっていたのに除外されたのである。戦後間もない1946年8月に誕生した経団連は、長らく自民党と適度な間合いを保つことに腐心してきた。米倉が会長在任中に民主党から自民党が政権を奪い、距離感が摑みにくかったのは確かだか、返り咲いた安倍総理の看板政策をはなからこき下ろせば干されるに決まっている。かつて「暗愚の帝王」と叩かれた経団連会長がいたが、米倉は「最悪」と酷評された。その米倉よりも榊原の評判は悪 ………

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