伊吹、二階が「後ろ盾」、医薬品業界は大喜び

2015年3月号 DEEP

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医薬品業界が恐れていた「薬価の毎年改定」が、政策論議のテーマから外れることになりそうだ。自民党の長老、伊吹文明衆院議員(前衆院議長、77)が1月29日に開かれた業界団体の懇親会で突然、「財務省によく言い聞かせたから、もう心配しないでいい」と「終結宣言」を発し、拍手喝采を浴びた。薬価の毎年改定は、社会保障給付の適正化という観点から、経済財政諮問会議の民間議員らが昨年、連名で提案。10月21日、安倍首相が塩崎恭久厚労相に「しっかり議論し、その結果を、年内を目途に報告せよ」と指示した。言うまでもなく、裏の仕掛けは財務省である。医療用医薬品は医療保険の給付対象だが、それをいくらで買うかは医療機関と業者の交渉で決まる。だから薬価(医療機関が保険者に請求し、支払われる医薬品の公定価格)と、市場価格(医療機関と業者が交渉で決める医薬品の購入価格)の間には、ど ………

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