「シャープ」キャッシュフロー惨憺

主力銀行は形ばかりの再建計画を出させ、夏場に「再建困難」の判断を下す腹だろう。

2015年3月号 BUSINESS

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2月3日、シャープが2​0​1​5年3月期の連結最終損益が3​0​0億円の最終赤字になる見通しと発表した。昨年10月に発表した14年4~9月の連結最終損益は4期ぶりの黒字(47億円)だっただけにつるべ落としだ。株式市場は「小米(シヤオミ)ショック」と呼ぶ。中国の新興スマホメーカーである小米の創業は10年。機能面では米アップルや韓国サムスン電子と引けを取らないスマホを中国で売りまくり、急成長を遂げた。14年7~9月期の世界出荷台数は1​7​3​0万台。サムスン、アップルに次ぐ3位にのし上がった。13年3月期までの2年間で合計9千億円を超す最終赤字を計上したシャープは、この小米向け取引で何とか息を吹き返した。ピークには小米が提供するスマホやタブレットの液晶パネルの6割をシャープが占め、同社は14年3月期に1​1​5億円の最終黒字を計上した。ところが、「昨年10月頃から雲行きは怪しくなった」(大 ………

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