ヤマダ電機「最悪の試練」

旧村上ファンド系の買い占めに遭い、その議決権比率は山田昇社長を上回る16.6%。どんな要求を突きつけてくるか。

2015年3月号 BUSINESS [危機の家電量販店]

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よりによって厄介な相手に目を付けられたものである。業績低迷が続く家電量販最大手のヤマダ電機が、旧村上ファンドの流れを汲む「エフィッシモ・キャピタル・マネージメント」による猛烈な株買い占めに遭っている。すでにエフィッシモの持ち株比率は創業者の山田昇社長のそれを上回り、実質筆頭株主に躍り出た形だ。住宅・不動産事業へと戦線を広げてきたものの一向に成果が上がらず、本業の家電量販も長期低落傾向がはっきりしてきたヤマダ電機――。「ブラック企業」とのありがたくないレッテルまで貼られたかつての常勝企業は、創業以来、最大にして最悪の試練に直面している。エフィッシモによる株買い占めが大量保有報告書によって明らかになったのは昨年10月下旬のことだ。その時点で持ち株比率は7.3%。以後、買い増しが続き、今年1月19日時点で13.2%にまで達した。自己株を考慮した議決権ベース ………

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