インドネシア新大統領を中国「籠絡」

アフリカで暗躍する香港「88Q」が連立与党に食い込み、石油輸入でアンゴラに口利き。

2015年3月号 GLOBAL

  • はてなブックマークに追加

アンゴラやギSニアなどアフリカ最貧国の政権に取り入り、巧妙な手口で取得した資源権益を中国に仲介する香港の謎の投資家サム・パ(徐京華)が、インドネシアの改革派で昨年10月に就任した新大統領ジョコ・ウィドド(ジョコウィ)に食い込み、利権拡大に動いている。サム・パは、中国国際基金(CIF)やアンゴラの国営石油会社ソナンゴルと合弁で設立した安中石油(チャイナ・ソナンゴル)を中核とする香港の巨大投資グループ「88Queensway」(本拠のある香港・金鐘道の英語名)のトップで、「中国の資源漁りの代理人」とされている。英フィナンシャル・タイムズ紙の調査によると、元々は中国の海外権益を拡大するためにアフリカに送り込まれた工作員だった。そのあくどい手法は批判の的で、米財務省は昨年5月、サム・パがジンバブエの独裁政権ロバート・ムガベ大統領を支援したことを理由に、彼の七つの ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービスです。年間定期購読をご契約の方は無料でご利用いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※ご利用いただけるサービスは購読コースにより異なります。詳しくはこちらをご覧ください)。