狙い撃ち民主議員の「資金報告書」

得体の知れぬ市民団体が全議員の資金報告書を開示請求。膨大な領収書から何が飛び出すか。

2015年3月号 DEEP

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昨年10月20日、小渕優子経産相と松島みどり法相がダブル辞任に追い込まれた。それでも野党は矛先をゆるめない。3日後の23日、小渕氏の後任となった宮沢洋一経産相の政治資金管理団体が「SMバー」に交際費名目で約1万8千円の政治活動費を支出していたことが発覚した。宮沢氏の政治資金収支報告書に記されていた支出先を調べ上げた共同通信の特ダネだった。ここぞとばかり民主党はスキャンダルを畳み掛け、枝野幸男幹事長は「私が首相だったら年内解散だ」とまくし立てた。安倍首相は苦り切っていた。ぶちまけるように、側近が口走った。「こんなケチな金額で政権批判しやがって。そのうち、向こうも思い知ることになる。具体的な数字が出るからな……」側近とは、誰あろう今井尚哉首相秘書官である。その剣幕に、番記者たちはたじろいだ。「経産省のキャリア官僚出身の今井さんが『具体的な数字』と言うか ………

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