対米サイバー戦は金正恩が直轄

中国や東南アジアにも1千人の“伏兵”。米国の金融制裁に耐えつつ、狡猾に硬軟両面作戦。

2015年2月号 GLOBAL

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米国が怒った。新年早々、バラク・オバマ大統領は北朝鮮の政府機関、企業及びその関係者に金融制裁を科す大統領令に署名した。昨年、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPE)に仕掛けられたサイバー攻撃の犯人を北朝鮮と断定、対抗措置を取ったのだ。米議会では一段と制裁を強化すべきだと望む声が強い。米当局が「相応の対応」を口にした昨年暮れからは北朝鮮のインターネットサイトがたびたびダウンしている。しかし中国のサーバーを経由している北朝鮮のインターネットサイトは数カ所しかなく、北朝鮮内だけのイントラネットには何の影響もない。逆に北朝鮮をモニタリングしている機関や研究者が支障を来しているだけだ。今回の制裁措置は、北朝鮮へのサイバー報復が大したダメージにならないと判断したことも影響していると思われる。「金王朝」三代目、金正恩の軍事戦略の中でひときわ目立 ………

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