維新に「寝返り」大阪公明の苦衷

裏の仕掛け人は菅義偉官房長官か。維新に屈服し、「住民投票」に持ち込ませた責任は重い。

2015年2月号 POLITICS

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「公明党さんは民意を大切にされる政党ですから」――。大阪維新の会のツートップ、橋下徹大阪市長と松井一郎大阪府知事の笑いが止まらない。大阪都構想をめぐり敵対関係にあった公明党大阪府本部が創価学会、公明党本部の意向を受け、維新に屈服したため、一転、維公が議会の過半数を掌握。「否決された設計図の復活」「住民投票の実施」が確実となり、「大阪都構想実現」の目まで出てきたのだ。5月実施が有力の住民投票で大阪市民の過半数が賛成すれば「大阪都移行」は決定。公明の「寝返り」の影響は途方もなく大きい。

感情的対立は修復不能

年頭会見で「密約」の有無を聞かれた橋下は「そんなこと言えるわけないじゃないですか。言ったら全部がご破算になる」と笑って否定しなかった。衝撃の「公明寝返り」を引き出したのは、やはり、あの衆院選直前の「出馬取りやめ騒動」だったのか。「公明に裏切られたままで人生を終 ………

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