「タカタ救済」に豊田合成が浮上

米国で「悪玉」論を決定づけたホンダの裏切り。もはや駆け込む先はトヨタしかない。

2015年1月号 BUSINESS

  • はてなブックマークに追加

2​0​0​0年から07年にかけて米国やメキシコの工場で作られた欠陥エアバッグで死傷者が出たとして、自動車部品メーカーのタカタに対する非難が米国で始まったのは14年春。批判が急速に広がったのは9月だった。フロリダ州で車を運転していた女性が、エアバッグから飛び出した金属片で死亡した事故を新聞やテレビが特集を組んで大々的に報じたからだ。これを受けて11月20日に米上院が開いた公聴会にタカタは品質保証本部シニアバイスプレジデントの清水博を出席させた。それまで同社の責任者が公の場に姿を現したことはなかったが、もはや逃げられないと観念したのだろう。ところが清水は「深くお詫びする」と発言したものの、議会などが求める全米規模でのリコールについては「科学的な根拠がない」として消極的な姿勢を示した。米議会や世論は批判のボルテージを高め、「タカタバッシング」一色となった。 ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービスです。年間定期購読をご契約の方は無料でご利用いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※ご利用いただけるサービスは購読コースにより異なります。詳しくはこちらをご覧ください)。