レイキャビクの「北極サークル」会議に日韓も参加したが、原油急落などで冷水を浴びた。
2014年12月号 GLOBAL
10月31日、冷たい海風が吹くアイスランドの首都レイキャビクで、北極圏に関する最大の国際会議「北極サークル」が開かれた。地球温暖化に伴い、地下資源や新航路の開発などの「最後のフロンティア」として注目を浴びているため会議は盛況で、世界40カ国・機関から1400人が集まった。2回目にあたる今回、日本や韓国、シンガポール、フランス、イギリスなどの非北極圏諸国も公式代表団を送った。会議冒頭、アイスランドのオーラブル・グリムソン大統領は高らかに語った。「何世紀にもわたって孤立し、世界に知られることのなかった北極地域が今や国際舞台となった。これはこの地域が、全ての大陸と国にとって重要であることを映し出している」
会議場で「このサークルは北極評議会(AC)や北極当局高官、専門家らと協力し、意見を交換するには絶好の機会」と韓国海洋水産開発院極地研究所のキム・ジ ………
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