実録・ソニー「追い出し部屋」⑮「フツーの会社」に堕ちてどうする!

よく「社風」なんて言うが、本当は「社長風」があるだけなんだよ。大将の一人か二人変わるだけで会社は変わる、今からでも再起できます。(元副社長・大曽根幸三)

2014年12月号 BUSINESS [短期連載⑮]

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ソニーの「井深会館」はJR五反田駅東口から東へと伸びる八ツ山通りを少し外れた急な坂道の途中にある。創業者で天才技術者であった井深大を記念し、元役員たちのサロンとして設けられたもので、ソニー歴史資料館の2階をゆったりと占めている。東京・北品川のこの界隈は、かつて「ソニー村」と呼ばれていた。ソニー創業の地であり、本社と十数棟の関連ビルが配置されていた。井深会館は少し高台にあるから、ムラのはずれの高見からソニーの住人たちを見守っていた恰好だ。訪問者は、エレベーターの入り口で井深の胸像の出迎えを受け、ロビーから広々としたサロンへと導かれる。そこで壁一面に飾られた27人の写真を見つけることができる。それが「ソニーの功労者」と認められたメンバーである。そして、訪問者はあることに気付く。井深や盛田昭夫、その後を継いだ4、5代目社長の岩間和夫、大賀典雄たちは ………

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