上場企業5割に「サイバー脆弱性」

天才ハッカー「ドラゴン・タトゥーの女」のように侵入できるか。本誌のテストで愕然とする結果が出た。

2014年11月号 BUSINESS [大手100社ハッキング調査]

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調査報道誌の元編集長が、パンクヘアに刺青と鼻ピアスの異形の女リスベットの力を借りて、連続殺人の謎に挑む――ハリウッド映画になったスウェーデンのミステリー『ドラゴン・タトゥーの女』(ミレニアム1)のファンなら、彼女の異能が何だったかはお分かりだろう。どんなパソコンやシステムにも侵入する天才ハッカーなのだ。ミステリーでは「全知全能」はルール違反だが、彼女はそんな存在に近い。同じく調査報道の本誌に、残念ながらリスベットはいない。が、ハッキングの専門家(セキュリティを守る側のホワイトハッカー)に頼んで、システムの“戸締まり”を試すことくらいはできる。9月に日本航空の顧客情報が最大75万件も漏洩したのをはじめ、大手企業で大規模な情報流出が相次いでいる。セキュリティ専門家でない経営者がいくら会見で頭を下げても、企業が公開しているウェブサイトやサーバーが、悪 ………

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