「早くも火花」関西財界トップ人事

関経連は松本住友電工、大商は尾崎大阪ガスが本命だが、下馬評通りとは限らない。

2014年10月号 BUSINESS

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2015年は関西財界の当たり年になりそうだ。関西経済連合会、大阪商工会議所ともトップが交代するとの見方が出ているからだ。政治で言えば衆参同時選挙みたいなもの。お祭り騒ぎが予想される。一つには体調問題がある。関経連の森詳介会長(関西電力会長)は、今年2月に開催された関西財界セミナーで、冒頭の問題提起で登壇する予定だったが、体調不良を理由に当日朝にドタキャンした。関経連は財セミの主催団体であり、そのトップが欠席するなど前代未聞。会場の国立京都国際会議場には森氏の健康不安説が流れ、異様な緊張感が漂ったという。その後、森氏は通常業務に復帰し、関経連での活動も再開している。関係者によれば「森氏の病気は消化器系」だといい、関西財界では「痔ではないか」という観測も流れた。だが、「いくら激痛に襲われたとしても、痔で財界セミナーを休むはずがない」という疑念は ………

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