「山西摘発」は共青団冷遇の前兆

「風前の灯」の令計画の前で、「反腐敗」を陣頭指揮する王岐山が不敵な発言をした。

2014年10月号 GLOBAL

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8月25日、北京で開幕した中国人民政治協商会議(全国政協)の常務委員会に、共産党の汚職取締機関である中央紀律検査委員会(中紀委)書記の王岐山が招かれて演説した。最高指導者の習近平国家主席(兼党総書記)が主導する「反腐敗キャンペーン」の下、王は汚職幹部の調査・摘発を陣頭指揮するキーパーソンだ。新華社などの“公式報道”によれば、王は演説で「党中央の『八項規定』の精神を具現化し、『四風』を是正しなければならない」と強調した(編集部注=八項規定は党員に対して虚飾の廃止や倹約を求めるもので、習が2012年12月に提唱。四風とは「形式主義」「官僚主義」「享楽主義」「贅沢の風潮」を指し、やはり習が13年6月に訓示した)。だが、実際の演説は公式報道とはかなり違うものだった。香港紙などによれば、王はスピーチ原稿を脱線して70分間にわたって持論をぶち、さらに出席者からの質 ………

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