アングラ名簿業者の「迷宮構造」

転売する顧客情報の出所は「言わない」「聞かない」業界の掟。法の網を潜り抜ける裏稼業。

2014年9月号 BUSINESS

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「しましまとらのしまじろう」でお馴染みのベネッセコーポレーションの顧客情報約2千万件を不正に持ち出した犯人は、名簿業者3社に延べ2億件のデータを売却し、400万円の利益を得ていた。顧客データは3社から他の名簿業者11社に転売され、ソフト開発のジャストシステムや英会話学校のECCなど数百社の手に渡った。犯人が捕まり、流通ルートとなった名簿業者が取り調べを受けても、ひとたび漏洩した虎の子の顧客データは拡散し続ける。名簿業者は個人情報保護法の規制を受けるが「本人から求められたら情報提供を停止する」ことなどを条件に、名簿の売買は禁じられていない。名簿データが出回ると、の名簿業者が群がり、瞬く間に拡散するのは、業者のネットワークが稼働するからだ。そもそも、こうした業者がどれぐらいいるのか、所管官庁がないから、実態がわからない。名簿業者は、それぞれのルートでリ ………

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