「バカ高2・2兆円」関空買う奇特な投資家

2014年9月号 BUSINESS

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関西国際空港と大阪国際(伊丹)空港の運営権を民間に売却するコンセッションが動き始めた。両空港を保有する新関西国際空港会社は7月25日に実施方針を発表している。45年間のフィーの最低価格は保証金を差し入れないケースで年490億円。合計すると2兆2千億円に達する。この条件は新関空会社が抱える1兆2千億円近い負債を完済するため、譲れない線ではある。財務省からは「確実に借金を返済できなければコンセッションをする意味はない」とくぎを刺されている。自分たちの都合を優先した結果、当初は応札する投資家が現れないと見られていた。実施方針の発表も予定より1カ月以上遅れた。何しろ2013年度の新関空会社の連結営業利益に減価償却費を加えたEBITDAは、574億円しかなかった。運営権者はここからフィーや税金を支払い、設備投資資金も捻出しなければならない。よほど利益を増やせる自信がなけれ ………

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