東電入り「異能の経産官僚」西山の重荷

かつて電力自由化で、東電にパージされかけたが、嶋田からバトンを受けて難題に挑む。

2014年9月号 DEEP

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満を持しての登場だろうか。7月22日、経産省経済産業政策局審議官、西山圭太が東京電力の執行役に就任すると発表された。昨年来、取り沙汰されてきた人事だが、これで東電再建を支援するために設立された「原子力損害賠償支援機構」の事務局長兼理事に就任して以来およそ3年、機能不全の東電を実質的に差配し、東電改革を推し進めてきた経産省出身の嶋田隆は、実に5回に及ぶ与謝野馨の政務秘書官を経て4年ぶりに来春、古巣に復帰することになる。経産省の昭和57年(1982年)入省組は嶋田をはじめ、今井尚哉(首相政務秘書官)、日下部聡(官房長)など多士済々といわれ、次官レースが混沌としていたが、嶋田の復帰により、ほぼ嶋田に確定したといえる。来年春には官房付で本省に復帰、夏の人事を待って次官待機ポストといわれる経済産業政策局長への就任がほぼ内定している。

総務、企画を大掃除

西山は東電の資産査定を ………

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