柳家小三治が八方気遣う「若手抜擢人事」

2014年8月号 LIFE

  • はてなブックマークに追加

序列が厳しく、しかも保守色の強い落語界最大組織、落語協会(会員約370人)のトップに、52歳の戦後最も若い会長が就任し、話題になっている。一時期のブームも下降気味、6代目三遊亭圓生の協会分裂騒ぎで崩壊状態だった三遊派の再統一の兆し、さらに、「若手抜擢人事」を主導した前会長柳家小三治の描く「落語界の将来展望」などなど、落語の周辺でのざわめきはしばらく続きそうだ。もっとも、落語ファンにとっては「コップの中の嵐」。要は「面白い落語」を提供してくれるかどうかなのだが……。柳亭市馬会長(52)、林家正蔵副会長(51)。理事の三遊亭吉窓(56)、三遊亭歌る多(51)、柳家喬太郎(50)、林家たい平(49)、五明樓玉の輔(48)……。6月26日の総会で選出された常任理事、理事12人中、40、50代の「若い役員」である。噺家の序列を定めた「香盤(こうばん)」でいえば、中堅よりやや上に ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービスです。年間定期購読をご契約の方は無料でご利用いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※ご利用いただけるサービスは購読コースにより異なります。詳しくはこちらをご覧ください)。