沈没事故の元凶カルト教団はブラック企業そのもの

2014年8月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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韓国セウォル号の沈没事故で、船会社の実質的オーナーであるカルト団体、キリスト教福音浸礼会(通称・救援派[クオンパ])の代表、(73)が指名手配され、そのカルトの体質が指弾を受けている。救援派は1960年代に創立。創始者の娘婿で2代目の兪代表は、信者の献金を元手に会社を買収したのを手始めに、健康食品や健康器具、海運と次々に事業を拡大。信者を社員にして薄給や無給で働かせ、商品を社員に高く買わせ利益を上げた。元信者は「良いことと信じて多額の献金を捧げ不当な待遇に甘んじた」と証言する。教団は韓国の主要キリスト教団から異端認定されている。「悔い改める必要はないという教えはキリスト教とは対極で、乗客を見捨てた船員や船会社の無責任さに特徴が現れている」と韓国のカルト研究者は言う。全斗煥元大統領と同郷で交流があったとされ、全大統領時代の80年代に仁川~済州島間 ………

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