「安倍翼賛」榊原経団連はどこへ行く

榊原会長が記者会見で中国批判。対中関係が「政凍経熱」から「政凍経凍」にならないか。

2014年8月号 BUSINESS

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首相の相談役、内閣官房参与に経団連参与の中村芳夫(71)が7月4日、就任した。経団連の「民僚」のトップである事務総長を、この6月まで務めた人物だ。御手洗冨士夫、米倉弘昌の歴代経団連会長を支えた。米倉経団連では副会長になり、政治とのパイプ役も務め、与野党の幹部に人脈を築いた。もちろん首相の安倍晋三や官房長官の菅義偉とも昵懇である。経団連参与のまま首相官邸4階に席を与えられ、小泉純一郎の元秘書の飯島勲や異次元金融緩和を安倍に求めたエール大学名誉教授の浜田宏一らと並ぶ、首相のブレーンになった。大手町の経団連会館と官邸を行き来し、経済界と政界との橋渡し役を演じるという。安倍政権と榊原経団連の関係は、過去の政権と経団連との関係とは異次元の近さになる。もはや「翼賛経団連」と呼んでもよかろう。異次元ぶりは随所に見える。7月25日から安倍はブラジル、コロンビア ………

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