プーチンを誘き寄せるガスPL

コスト比較で浮き彫り。最安は拡大サハリン2LNGだが、輸出税をバッファーにすれば。

2014年8月号 BUSINESS

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原発再稼働が先延ばしのまま、日本の将来のエネルギー構成(ポートフォリオ)も、どこに供給源を求めるかの戦略的議論も、いっこうに進まない。もはや感情だけの「反原発」論でなく、冷静なコスト比較に基づく将来設計が必要な時期である。6月17日、モスクワで開催された世界石油会議(World Petroleum Congress)のセッション「天然ガスの将来」で、日ロのエネルギー協力を考えるうえで興味深い資料が発表された。ロシア科学アカデミー付属エネルギー調査研究所(ERI)と日本エネルギー経済研究所(IEEJ)が作成中のレポート“A New Option for Russia’s Gas Supply to Japan“(ロシアの対日ガス供給の新オプション)のサマリーである。セッションのモデレーターを務めた田中伸男・国際エネルギー機関(IEA)前事務局長のインタビューを26~27ページに載せたので参照してほしいが、石油もガスも埋蔵量の ………

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