自公の大陰謀 「10・26衆院選」

野党が弱り切っている状況で伝家の宝刀を抜く。「1強多弱」を「1強その他」の焼け野原にするつもりらしい。

2014年7月号 POLITICS

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岸信介さんのお孫さんは国家のリーダーになったからには、きっと戦争をしてみたいと考えているのだろう、と思っていたら、もっとしたいことがあった。それは衆議院の解散・総選挙で、虚を突く衆議院解散で勢いにまかせて再び総選挙に大勝し、野党陣営を草も生えないほどの焼け野原にするつもりらしい。燎原の火で「1強多弱」を「1強その他」にしたいのだ。安倍首相の意中を知る人物が明かす。投票日「10月26日」を前提に準備が着々と進んでいる。存在感のまったくない民主党は、かつての社会党滅亡の道をたどるしかない。おどろくべきことにこの大陰謀の裏には、公明党がいる。

すべてを一気に解決する妙案

集団的自衛権行使をめぐる憲法解釈変更問題で、安倍自民党と公明党が真っ向から対立している。公明党の支持母体である創価学会は、解釈の変更ではなく憲法改正で行うべきものと反対の意思表示をしている。このことに公明党 ………

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