旧大蔵OBらがNPOを食い物

福島原発被災地に補助金狙いの法人設立。あの杉井孝らが臆面もなくしゃぶる。

2014年7月号 DEEP

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東京・お茶の水にあるマンションの一室で、そのNPO(特定非営利活動)法人の実質的な設立者である和知一好は、奇妙な電話を受けた。福島県南相馬市役所の補助金の支給などを担当する部署からだ。「確認しますが、うち(南相馬市)の補助金の振込先は以前の口座と同じでいいですか」 南相馬市からの補助金の振込先の確認を求める連絡だった。和知は首を捻るばかり。自ら立ち上げ、NPO法人の登記をした東京・千代田区内の事務所の家賃から運営資金まで一切を賄い、理事にも名を連ねる彼が、南相馬市から補助金が入っていたことをまったく知らなかったのだ。事実を確認するため和知は、およそ10年前から知り合い、このNPO法人の立ち上げ、運営にも深く関わった理事で元大蔵官僚の杉井孝弁護士や、理事長の一色浩三を訪ねた。そこで和知は、まるで知らされていなかった数々の事実を知ることになる。東京電力 ………

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