旧ジェイ・ブリッジが今も乱脈経営。前民主党議員や元首相へも献金?
2014年7月号 DEEP
東証2部上場の投資会社、アジア・アライアンス・ホールディングス(AAH)の経営が水面下で大きく揺れている。損失計上が常態化したうえ、営業キャッシュフローも赤字となっており、継続企業の前提に疑義がついた上、監査法人の交代も重なった。何よりも船戸義徳社長の乱脈経営が社内で問題視され、退陣を迫られているという。以前の社名「ジェイ・ブリッジ」と聞けば、ハコ企業として弄ばれた過去が浮かぶ。2014年3月期は8期連続の経常損失と純損失で、これまで継続企業の前提に疑義がつかなかったのが不思議なくらいだ。前監査法人には金融庁から「きちんと監査をしないとタダでは済まさない」と圧力がかかり、疑義がついたのはそのためという。船戸によるAAHの食い散らかしようはすさまじい。役員報酬の他に「子会社で不動産投資業のデザイア(東京・新宿区)は、本社がありながら船戸社長が所有する ………
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