全国で警察が「ロシア」ドメイン遮断

不正送金「ボットネット」退治の国際作戦だったが、居丈高な警察に「憲法違反」と接続業者が一斉にソッポ。

2014年7月号 BUSINESS [サイバー戦争の「臨界」]

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5月下旬、全国各地の警察は地元のプロバイダー(接続業者)に対し、ロシアの「.ru」ドメインへの通信を遮断するよう要請した。米連邦捜査局(FBI)や欧州刑事警察機構(ユーロポール)と連携した国際作戦だ。 今年に入って、ネットバンキングの不正送金事件による被害が多発、国際的ボットネット(感染端末により構成されるP2Pネットワーク)が犯罪の隠れ蓑になっているため、各国が協調してボットネットを退治しようという戦略なのである。今年のネットバンキング被害は、すでに被害総額約14億1700万円を記録し、過去最多を記録した2013年の約14億600万円を5月9日の時点で上回った。その手口は実に巧妙だ。「バンキング・トロージャン(銀行版トロイの木馬)」と呼ばれる不正プログラムを無差別にメールで送りつけ、感染端末のネットバンキングへのログインを乗っ取るというもの。ユーザーが銀行のサ ………

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