79歳で社外役員7社兼任の「質」

2014年7月号 連載 [監査役 最後の一線 第39回]

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「社外取締役がいれば経営が良くなるわけではない。不祥事を起こしたオリンパスにだって社外取締役はいたでしょうが」社外取締役の義務付けに反対してきた経営者たちは当時、そんなことをしきりと口にしていた。まったく同感である。社外取締役を置けばそれで済むわけではない。社外取締役を十分に機能させるにはどうするか。次に日本企業に問われるのはこの点だ。6月の株主総会で大半の会社が社外取締役を選任する。法改正の原案にあった「1人の義務付け」にすら反対していたが、多くの会社が2人以上を選んだ。どうせ入れるなら1人も2人も変わらない。世の中には「複数を義務付けよ」という声もあるから、2人入れておこうか――。2人以上にしたのは、そんなところだろうか。外国の機関投資家からは「社外取締役を3分の1以上に」という要求も出始めているが、この流れならば「3分の1」でもそう抵抗はない ………

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