国際興業 小佐野一族「骨肉の訴訟」

サーベラスが去った途端、封印されていた一族同士が110億円訴訟。10年前の増減資に隠された「驚愕の真実」とは――。

2014年7月号 BUSINESS [企業スキャン]

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国際興業(3月1日付で国際興業管理に社名変更、以下時期によらず国際興業と表記)でこんどは骨肉の争いが始まった。2004年に乗り込んできた米系ファンド、サーベラスが撤収したのは今年2月。創業一族出身の小佐野隆正社長(56)との間で泥沼の内部抗争が繰り広げられた末のことだった。が、平穏はすぐに破られた。隆正氏の従甥(じゆうせい)(養子縁組で戸籍上は従兄弟)にあたる匠氏(33)とその家族3人がサーベラス傘下に入った際の減増資をめぐり、隆正氏らを相手取り110億円もの損害賠償請求訴訟を起こしたのである。

寝耳に水の1300億円債務保証

問題の裁判が東京地裁に提起されたのは5月12日付。原告は匠氏のほか、その実母の千砂氏、実祖母(戸籍上の母)の敏子氏、実弟の弾氏の4人、被告は隆正氏と彼が実質支配する国際興業ホールディングス(以下、国際興業HD)の2者である。訴額の大きさから印紙代だけで1700万円と、 ………

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