スノーデンが近く「最大のデータ暴露」

NSAやCIAの悪夢再来か。コピーしたメモリースティックは、まだモスクワ郊外のアパートにある。

2014年7月号 BUSINESS [サイバー戦争の「臨界」]

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1年前の6月2日、CIA(米中央情報局)の元職員エドワード・スノーデンは、「ザ・ミラ香港ホテル(美麗華酒店)」の一室でルービック・キューブを回しながら遊んでいた。ロンドンから彼に接触するため男が飛んでくる。初対面の相手に本人と知らせる符牒として、そのルービック・キューブを使うつもりだった。その男とは、ブラジルを拠点とする米国人ジャーナリスト、グレン・グリーンワルドで、それまで6カ月間、スノーデンは彼と連絡を取っていた。コードネームは「キンキナトゥス」。古代ローマの伝説的な独裁官の名で、市民道徳の象徴だからだ。グリーンワルドは市民権や米国の安全保障が専門のジャーナリストで、暴露記事で知られる英ガーディアン紙の元コラムニストでもある。スノーデンが「サンプル」として送った米国家安全保障局(NSA)の機密文書は、彼が「もっと大量の情報を持ち、世界の人々が ………

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