オバマ「対テロ」無人機攻撃の暗黒

イエメンやアフガンで無人機攻撃による誤爆や巻き添えの死傷者が続出しても、米大統領はどこ吹く風。

2014年6月号 GLOBAL [「無人機」抑制は大嘘]

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オバマ米大統領が、テロとの戦いで闇に包まれていた「無人機暗殺作戦」を抑制するという新方針を発表してから1年がすぎた。しかし、この方針転換にもかかわらず、イエメンやアフガニスタンで無人機による攻撃が相次ぎ、誤爆や巻き添えによる死傷者が続出している。「オバマの公約は大嘘」(中東専門家)と、無人機殺戮への怒りと憎悪が増幅している。昨年12月12日、「アフリカの角」といわれるジブチの秘密基地から飛び立った米軍の無人機がアラビア海を越え、イエメン中部の砂漠地帯を行く車列にミサイルを発射した。この攻撃で12人が死亡、多くの負傷者が出た。殺害されたのは、米国へのテロを企てる「アラビア半島のアルカイダ」のイスラム過激派のはずだった。ところが、全くの誤爆。ミサイルを撃ち込まれたのは婚礼の車列で、花婿と親戚らが花嫁の家に向かう途中だった。これに続く3月には、アフガ ………

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