中国「石油閥」逆風でも88Q健在

「シノペック」とのパイプを武器に、アフリカではサム・パの資源漁りが今日も続く。

2014年6月号 GLOBAL

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中国の習近平政権の「腐敗追放」運動で調査の対象になっているとされ、共産党序列9位で「石油閥」の重鎮だった周永康は5月初旬時点でもまだ、政治生命を絶たれたとの報道はない。が、調査の手は周辺の政府石油人脈に伸びており、業界には激震が走っている。ロイター通信は3月末、当局が周の親族、協力者や側近などから差し押さえた資産は総計で145億ドル(1兆4800億円)に上ると伝えた。昨年8月、中国共産党は周が経営トップを務めた国有石油大手・中国石油天然気集団(CNPC)の幹部4人の停職処分を発表。9月には周の側近で大手国有企業を統括する国有資産監督管理委員会の主任・蒋潔敏(閣僚級)を解任、「重大な規律違反」の疑いで調査を開始した。蒋はCNPC前会長で3月に国資委主任に転じたばかりだった。

「汚職撲滅」どこ吹く風

相次ぐ摘発で、習近平国家主席は「虎(大物)もハエ(小物)も同時にたたく」汚職追放の約束 ………

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