カジノ誘致一番乗りは「沖縄」

仲井眞知事しゃかりき。来年4月に一部返還される「キャンプ・キンザー」に群がる業者。

2014年5月号 BUSINESS

  • はてなブックマークに追加

3月21日、沖縄・宜野湾トロピカルビーチで「第6回沖縄国際映画祭」のオープニングセレモニーが開催された。吉本興業が2009年より続けているこの映画祭のテーマは「沖縄振興」。会場にはお笑い芸人や俳優だけでなく、仲井眞弘多知事をはじめとする県関係者がたくさん集まった。「映画祭実行委員長」として挨拶に立った大崎洋吉本興業代表取締役社長の口から、威勢のいい発言が飛び出した。「仲井眞知事には、あと100年ほど続けていただきたい」11月に知事選を控え、健康問題から不出馬が囁かれる知事への熱烈な「ラブコール」。その背景には「カジノ」誘致がある。大崎社長といえば一昨年、「基地の跡地利用」を念頭に、クリエーターの雇用先や演劇・映像分野の養成学校を創出する「沖縄エンターテインメント・ビレッジ構想」をぶち上げ、話題を呼んだ。実は、この構想に描かれたショッピングエリアには ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービス(無料)です。年間定期購読をご契約の方は「最新号含む過去12号分の記事全文」を閲覧いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※オンライン会員サービスの詳細はこちらをご覧ください)。