国家戦略特区「愛知外し」の張本人

日本初の「有料道路民営化」の手柄を、「大村嫌い」新藤総務相と伊藤政務官がブロック。

2014年5月号 BUSINESS

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所詮、永田町は「政策内容」でなく「好き嫌い」で決めるのか。アベノミクス「第三の矢」である成長戦略の「国家戦略特区」に東京圏など6地域が指定されたが、選考過程が不透明だと落選した自治体から不満が噴出している。とりわけ、事前に国のお墨付きを得ていた愛知県提案の「有料道路運営権の民間売却」の見送りには“政治的理由”が立ちふさがったとの見方が専らだ。安倍晋三首相が手にする「岩盤規制」削岩ドリルの真贋が問われている。200件以上の提案から選ばれた6地域の国家戦略特区が公表された3月28日午後。愛知県庁では憮然とした表情の大村秀章知事(54)が記者会見に臨み、「今回の事態は全く想定していなかった。ただただ驚いている。なぜ外されなければならないのか、客観的に説明してもらいたい」と語気を荒らげていた。

お粗末な「属人的理由」

外国人医師の診療解禁や農家レストラン拡大に向けた土地利用の要 ………

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