TSUTAYAの「正体」

増田社長の「懐刀」と、日本最大手アダルト業者の深い関わりをひた隠し。「濁」と「浄」の不思議な昇華装置だが。

2014年5月号 COVER STORY [代官山イリュージョン]

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「文化」とは「文」の「お化け」か、と太宰治は悪態をついた。そのひそみに倣えば、DVD、CD、書籍などのレンタル・販売店「TSUTAYA」で知られるカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の「カルチュア」も、大化けの類だろうか。CCCには二つの顔がある。まず「表の顔」。「世界一の企画会社をめざす」という増田宗昭社長は2011年12月、東京のファッション最先端、代官山の1万2千平方メートルの広大な敷地(旧水戸徳川家保有地)に3棟の「蔦屋書店」などをオープン、「森の中の図書館」「本屋が創る街」を出現させた。カフェと書棚をゆったりと融合させ、実用書や自己啓発本、参考書や漫画など「書棚を汚す駄本」を追放し、懐かしい「平凡パンチ」などヴィンテージ物の雑誌が揃っている。

いまや会員は4600万人

団塊世代を含む50~70代の「プレミアムエイジ」にはたまらないハイセンスなライフスタイル空間で、文化人から ………

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