「扇の要」なき日立の外国人取締役

「道半ばのトップ交代」に外国人取締役から異論。新体制に川村会長の代わりが務まるか。

2014年4月号 BUSINESS

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4月1日、日立製作所の新体制がスタートする。社長の中西宏明(68)が会長に昇格、専務執行役員の東原敏昭(59)が社長に就く。日立がCEO(最高経営責任者)職やCOO(最高執行責任者)職を設けるのは初めて。日立周辺には「このタイミングで交代して大丈夫なのか」と首を傾げる向きがある。実際、新体制を内定した1月8日の臨時取締役会では、こんな指摘があった。取締役会議長を務める会長の川村隆(74)がトップ人事について話し出すと、取締役の1人で欧州事業を統括する元駐日英国大使のスティーブン・ゴマソール取締役が「何で今、社長交代をするのか」と異論を挟んだ。日立は2013年5月に、16年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表し、連結ベースの売上高10兆円、営業利益率7%以上、純利益3500億円達成、海外売上高比率50%以上という目標を掲げた。ちなみに13年3月期のそれぞれの実績は9兆410億 ………

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