昆明の惨劇と「武警10万人増強」計画

ウイグル族の反乱頻発は共産党の自業自得。兵士を警官に転属させても泥沼化は止まらない。

2014年4月号 GLOBAL

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3月1日午後9時過ぎ、雲南省昆明市の昆明駅で起きた凄惨な無差別襲撃事件は世界に衝撃を与えた。黒い統一された服装で長い刃物を持った犯人グループが、駅前広場や切符売り場に居合わせた人々に手当たり次第に襲いかかり、わずか20分余りで29人を斬殺、140人以上が負傷した。公安当局は犯人グループの4人を現場で射殺し、1人を拘束。2日後に逃走中の3人を逮捕した。当局の発表によれば、事件は「新疆ウイグル自治区の分離独立を目指すテロ組織による計画的犯行」である。犯人らは新疆出身のウイグル族で、海外のイスラム戦士のジハード(聖戦)組織に加わるため、雲南省の国境地帯からラオスへの出国を計画していた。しかし当局に察知されて出国を諦め、昆明駅での国内テロに転じたという。だが、ジハード云々は当局の作り話と見た方がいい。筆者が繰り返し報じてきたように、ウイグル族による暴力事件の ………

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