実録・ソニー「追い出し部屋」⑦愚かな首切り屋「出井伸之」

2003年10月、出井は「3年間で2万人の従業員削減」を発表。「10年後を見てくれ!」と大見得を切ったが、安易な「首切り」を繰り返す泥沼に陥った。

2014年4月号 BUSINESS [短期連載⑦]

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ソニーの出井伸之は米経済誌ビジネスウィークで、世界の「ベスト経営者」と持ち上げられた5年後、「ワースト経営者」の一人に選ばれた稀有な人物である。鼻っ柱の強い彼の自慢の一つは、CEO兼会長在任時の2000年から7年連続で、ソニーが米国の「ベストブランド」ランキング1位に選ばれたことだった。ランキングは米国調査会社のハリスポールが発表しているものである。「ワースト経営者」とけなされ、会長を退任した後に、彼は『迷いと決断』(新潮新書)を出版し、その前書きにこう記している。〈(ちなみに2位以下にはデル・コンピュータ、コカ・コーラ、トヨタ、フォードなどなど、お馴染みの名前が挙がっています)。アメリカでのソニーのブランドイメージは日本以上に高く、アメリカを代表する「ハウスブランド」として完全に定着しています〉ところが、その一方で03年10月、出井は「3年間で2万人 ………

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