「宗教の前に人の道がある!」。橋下の暴言に公明党市議団は憤激。創価学会は怖い。
2014年3月号 POLITICS
橋下徹大阪市長(日本維新の会共同代表)がピンチだ。起死回生の賭けに出た「出直し市長選」は野党にも市民にも相手にされず「空振り」。3月9日告示、23日投開票の市長選は「無投票当選」か「泡沫候補との対決」に終わる見通しだ。もがく橋下は公明党の虎の尾を踏んだ。「あれほど罵詈(めり)罵倒(ばとう)されたのは忘れない。石に刻む」。公明党大阪市議団の待場康生幹事長は怒りが収まらない。2月3日。橋下市長が会見し、大阪維新の会以外の各党の抵抗で「大阪都構想」が日程通り進まないことを理由に「市長を辞職し、出直し市長選に出馬する」と表明した。きっかけは、1月31日に開かれた松井一郎府知事、橋下市長と府議、市議の代表による法定協議会の席上、特別区の区割りを「4案から1案に絞り込む」という維新の提案を、自民、民主、共産のみならず公明までもが拒否したことだ。
来年4月の大 ………
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