日本と「蜜月」インドで政権交代へ

野党人民党の「グジャラートの獅子」に人気。下院で200議席以上を獲得できるか。

2014年3月号 GLOBAL

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過去の亡霊を葬り去ることができる政治家はいるのだろうか。二番手の政治家に甘んじるなら可能だろう。だが、トップの地位をめざすなら、絶えず詮索され、あわよくば腐敗の烙印を押そうと古傷を暴き立てる政敵と渡り合わなくてはならない。安倍晋三首相が1月下旬に訪問し、軍事パレードに主賓として出席して「蜜月」関係を誇示したインドでは、5月までに行われる総選挙で政権交代の観測が強まっている。次期首相候補として脚光を浴びているのは、野党インド人民党(BJP)のヒーローで北西部グジャラート州のナレンドラ・モディ首相(63)だ。が、彼ほどメディア、警察、司法の10年に及ぶ厳しい調査の対象となった政治家はいない。モディが州首相に就任した翌年の2002年、地元でヒンズー・イスラム両教徒の激しい宗教抗争が勃発し、1200人以上が死亡した。以来、同州をインドで最も高い成長を遂げる地域 ………

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