増殖・拡散するアルカイダ

シリア内戦に約50カ国2万人の若者が参戦。過激思想に染まった 「青い目のテロリスト」が母国に帰ってくる恐怖。

2014年3月号 GLOBAL

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中東の民主化革命と呼ばれた「アラブの春」から3年。その動揺と混乱は中東全域に及び、古い秩序が崩壊する一方で、新しい秩序は見えず、中東・アフリカの「液状化」が進んでいる。こうした不安定な状況の下、アルカイダ系のイスラム過激派が各地に増殖、とりわけ、内戦が続くシリアへは、ジハード(聖戦)に呼応した外国人志願兵が続々と入り、イスラム原理主義国家を目指す聖域が出現している。世界の警察官の役割を返上した米国は、厄介事から逃げるように撤収を始めており、それが中東地域における大国の覇権争いを激化させ、過激派に勢いを与えている。「イラン革命が起きた1979年の激動を上回る混沌」(中東専門家)は、ソチ冬季五輪が始まったロシアや中央アジア諸国のイスラム過激派をも刺激し、特にロシア・北カフカス地方の過激派指導者はソチ五輪をテロの標的にすると宣言。プーチン大統領は ………

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