イスラエル・サウジ「秘密」協定

イラン接近のオバマに不信。イスラエル空軍はサウジ領空を通過してイラン空爆が可能になった。

2014年3月号 GLOBAL [敵の敵は味方]

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この1月1日、イスラエルの諜報機関「モサド」長官タミル・パルドは、就任3年目を迎えた。それを記念するように、緊喫の問題であるイラン核開発への対処で数日前に大金星を挙げたばかりだった。サウジアラビアも水面下で宿敵イランと死闘を演じているが、イスラエルはこの国交のない隣国と秘密協定を結び、対イラン戦略でアラブ世界で最も強大な資金力、政治力を誇る王国の支援を取りつけたのだ。サウジは長年の同盟国アメリカのバラク・オバマ政権が踏み切った“背信”に怒りと危機感を募らせている。昨年9月、オバマが突然、シリアへの限定攻撃を回避し、アサド政権の後ろ盾になっているイランとも関係改善に動いたためだ。イランは昨年11月、ジュネーブで米英ロなど仲介6カ国と核開発の縮小計画に暫定合意しているが、イランが違反した場合、イスラエルは即座にイラン核施設の大規模空爆に踏み切ると宣 ………

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