SBI新設諮問委の奇怪な顔ぶれ

元特捜部長の熊崎勝彦、落選議員「たまり場」の矢島義也…と何を怖がっているのか。

2014年3月号 BUSINESS

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「人生の最後の、経営者として最後のステージに来て、バイオ事業というものは、天が私に与えてくれたプロダクトだと思っている」2月5日、SBIホールディングス(以下SBI)2014年3月期第3四半期(10~12月)の決算発表が行われた。例によって社長、北尾吉孝が自ら説明を行ったのだが、およそ1時間が経過したころから、その内容が自画自賛の独演会になっていった。ソフトバンク社長、孫正義から拠出された5千万円を資本金にSBIの前身、ソフトバンク・インベストメントが設立され、今年で15年目の節目を迎える。そうした思いからなのだろうか。北尾は55人で創設された会社が今や社員数5309人にまで成長したこと、孫から出してもらった資本金5千万円が817億円に増えたことなど、15年間の実績を指折り数えては自慢した。

見渡せば独りぼっち

臆面もない毎度の自画自賛などに驚きはしないが、会場の少なからぬ人々が、おやっ、と ………

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