もはや「投げ場」の橋下維新

遂に大阪府議会も過半数割れ。「都構想」の実現は一段と遠のき、このまま空中分解?

2014年2月号 POLITICS

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堺市長選(昨年9月)の惨敗を境に、橋下維新は転落の一途をたどっている。堺に続き岸和田市長選(11月)でも大敗。統一地方選を1年余り後に控え、地方議員らは泥船から逃げ出すきっかけを窺っている。実際、大阪府議会では4人が本会議の採決で造反騒ぎを起こし除名。その結果、維新は府議会でも過半数を割り「大阪都構想」の実現は一段と厳しくなった。求心力を失った維新はこのまま空中分解するのか。「やっつけられましたね」松井一郎大阪府知事(日本維新の会幹事長)が悔しがる。造反劇は12月16日、大阪府議会定例会の最終日に起きた。

住民投票まで行かない?

きっかけは、松井が進めてきた大阪府南部を走り年間4900万人が利用する泉北高速鉄道の外資への売却案だ。大阪府は泉北高速鉄道のほか2つのトラックターミナルを運営する第三セクター「大阪府都市開発(OTK)」の株の49%を保有している。これを米系の投資ファン ………

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