新病院建設で大成建設を追い落とした「仕掛け」の裏に、コンサル料3%の法外な契約案。
2014年2月号 DEEP
東京医科大学(東京・西新宿)の新病院建設をめぐって怪文書が乱れ飛び、街宣車が押し寄せた事件は、本誌の昨年10月号(「特捜が追う東京医大と大成副社長『癒着』」)に続き、週刊文春12月26日号でも報じられた。怪文書は東京地検特捜部も入手しているほか、警視庁には民族派団体の標的になったという東京医大の飯森眞喜雄副学長(メンタルヘルス科主任教授)が被害届などを出している。だが、裏で暗躍するもう一人の人物が浮かんできた。追及する本誌の取材から逃げ回り、現役の政党代表や、かつて受託収賄罪で服役した元議員らに「FACTAに追いかけ回されて困っている」と泣きを入れた。質問状を送ると、人を介して「全部喋るから書かないでくれないか」と懇願、本誌は断った。
水町重範。東京医大に近い小田急第一生命ビルでセレブ用の会員制予防医学施設「水町クリニック」を開いている。彼の署名 ………
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