中国「防空識別圏」は目くらまし

天安門、太原、青島の連続爆発の直後にADIZを発表。メディアの目を逸らす謀略か。

2014年1月号 GLOBAL

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2013年11月23日、中国国防省が東シナ海上空に防空識別圏(ADIZ)を設定したと発表し、東アジアに緊張が走った。中国のADIZは日本や韓国のADIZと重なり、日本が実効支配する沖縄県の尖閣諸島や中国と韓国が管轄権を争う離於島の上空を含む。しかも、ADIZに進入した航空機が指示に従わなかった場合は「武力で緊急措置を取る」と明言したのだ。日本と韓国だけでなく、両国と安全保障条約を結ぶ米国に対するあからさまな挑発だ。日米韓は「一方的な現状変更を試みるもので、受け入れられない」と一斉に反発。同月26日、米国はグアム島のアンダーセン空軍基地からB52爆撃機2機を中国のADIZ内に派遣し、強く牽制した。さらに12月4日、北京を訪問したジョー・バイデン副大統領が習近平(シージンピン)国家主席(党総書記と中央軍事委員会主席を兼務)と会談、ADIZの運用中止を直接要求した。

相次いだ「爆発事件」

もちろん、中国 ………

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