エース証券「キナ臭株主」と裏口上場

2014年1月号 BUSINESS

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大阪地盤のエース証券(乾裕社長=写真)と、名古屋地盤の丸八証券(伊澤健社長)が、2014年4月に経営統合することで合意した。エースは08年に丸八と包括提携、11年には子会社化していた。ともに野村色が強く、地域補完を目指したものだが、内情はじつにキナ臭い。統合を決めた11月22日の両社取締役会。丸八側には一波乱あった。決議に参加した取締役6人のうち1人が意見留保、さらに1人が反対に回ったのだ。異議を唱えたのは中村吉孝取締役。かつての丸八の実力者・故中村金一郎氏の子息で約15%の株式を握る。08年、丸八は会社ぐるみの相場操縦事件で吉田則雄元会長らが起訴される不祥事にまみれた。その時、事態収拾で社長に就いたのが中村氏。直前まで副社長だったが、11月1日付で取締役に降格していた。反対の主因は、そもそも今回の統合が「裏口上場」だからだ。ジャスダック上場の丸八に対し、エー ………

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