タマホーム「倍々ゲーム」の蹉跌

念願の東証一部上場を果たした創業者、玉木康裕の脇の甘さから、とんでもない不祥事に巻き込まれてしまった。

2014年1月号 BUSINESS [ワンマン社長の「身から出た錆」]

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新興住宅メーカー、タマホームは2013年3月に東証一部に上場を果たした。福岡県の地場企業の「倍々ゲーム」は語り草だ。創業者である玉木康裕(63)が、タマホームを設立したのは1998年。きっかけは「米国では日本の半分程度の坪単価30万円で家を建てられることを知ったから」という。急成長の理由は徹底した合理化によるローコスト住宅の提供。坪単価が30~50万円と、業界の半分程度の低コストを実現し、2011年度の住宅販売戸数で最大手の積水ハウス、積水化学(住宅カンパニー)に次ぐ業界3位に躍り出た。「売上高が創業時(99年5月期)の3億円から翌年以降8億円、19億円、43億円、106億円、226億円、450億円、820億円と増え続け、9年目(07年5月期)には1280億円と、1千億円を突破した」と語る玉木は、住宅ビジネス界の立志伝中の人物である。ところが、晴れて東証一部上場を果たした玉木の足元で今、 ………

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