「猪瀬の宿敵」都議がビール券告発状で窮地

2013年12月号 POLITICS

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「都議会のドン」こと内田茂都議(74)が窮地に追い込まれている。10月7日、内田に対する告発状が、東京・霞が関の司法記者クラブに配布された。告発人は千代田区の会社経営者で、クラブの会見室に現れた5人は「区民」と名乗った。告発状によると、4月12日に内田は自民党千代田総支部定期総会で6月の都議会議員選挙への出馬を表明した。そして立候補届け出前の5月10日、内田は神田神社大祭のために設置された各町会の神酒所、判明しただけでも4カ所の町会でそれぞれビール券10枚を配ったという。告発者たちはこのビール券を「都議選の選挙人で構成される各町会に対して、自己のために投票すること及び自己のための投票のとりまとめなどの選挙運動をすることの報酬として供与した」ものであり、これは立候補届け出前の事前運動をしたことにあたると糾弾している。内田のビール券作戦は長年続けられてきた ………

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